結論から言うと
- 外貨決済➔若干メンドーだけど安い。
- 円貨決済➔ラクだけど高い。
というのが大筋ですが、使う証券会社によって大きく変わってきます。
本文でくわしく説明しますね。
【超シンプル】外貨決済と円貨決済のメリット・デメリットを解説!
- 外貨決済
➔ドルを自分で準備して海外へ投資 - 円貨決済
➔円を証券会社に渡してドルに換えてもらって投資
図を用意してみました。左から円、ドル、海外株です。この3つの柱を行き来するとその都度手数料がかかってきます。
例えば…
円をドルに換える(円➔ドル)、ドルを円に戻す(円←ドル)でそれぞれ『為替手数料』がかかります。
ドルで株を買う(ドル➔海外株)、株を売ってドルに戻す(ドル←海外株)で『売買手数料』がかかります。
では上記をふまえた上で、外貨決済と円貨決済を詳しく見てみましょう。
外貨決済とは。メリットとデメリット。
- 為替手数料がかかる回数が少ない
- 為替レートが安いことが多い
- 配当金などもドルで受け取れる
- ドル転を自分でしなくてはいけない
- 円資産とドル資産の管理がメンドー
このように手間がかかるけどコストを抑えられるのが、外貨決済の特徴と言えます。
円貨決済とは。メリットとデメリット。
- 売買がとてもラク。
- 資産管理がシンプル。
- 為替レートが高い
円貨決済はドルに換える手間がないのでラクな反面、為替手数料が高いです。
まとめると冒頭の通り
- 外貨決済➔若干メンドーだけど安い。
- 円貨決済➔ラクだけど高い。
となります。
外貨決済と円貨決済の手数料【3社比較】
これは、楽天証券、SBI証券、DMM.com証券の3社の為替手数料と売買手数料を比較した表です。
見て分かる通り、為替手数料ではSBI証券が圧倒的に安く0.04円。売買手数料ではDMM株が安く0円です。
楽天証券で円貨決済するときの為替レートは0.25円。売買手数料は投資額の0.495%です。
ちなみに楽天銀行の為替レートは0.25円で、円貨決済するときと変わりません。
なので楽天証券で外貨決済しても手間がかかるだけでコストが抑えられないという悲しい事態が起こります。
外貨決済の方が手間がかかる分、SBI証券の方が4,000円近くも安くなっていますね。
さらに、SBI証券には一部売買手数料が0円の銘柄もあり、ほとんどコストがかからずに売買できるケースも。
DMM株にいたっては円貨決済(つまりラク)なのに一番手数料が安いです。ただし、海外株の配当金を円で受け取る必要があり、その時だけ為替レートが1円になるというデメリットがあります。(インデックス投資ならあまり関係ありませんが)
楽天証券は円貨決済/外貨決済ともに手数料が変わらず、しかも売買手数料が高い…。なので、あえて使う理由はありません。
上記より海外ETFなどへの投資する時
がベストと言えます。
まとめ
今回は外貨決済と円貨決済のメリット・デメリットをお話しするとともに、それぞれの決済方法で手数料が安い証券会社を見てきました。
具体的な外貨決済の方法はまた別記事で説明したいと思います。
この記事が海外投資デビューを考えてる方のお役に立てれば幸いです。
◇人気記事◇ スマホ証券おすすめランキング【初心者のために現役投資家が厳選!】
◇人気記事◇初心者のための投資一任型ロボアドバイザーおすすめランキング7選
◇女性限定◇たった3か月でお金の知識が身に付くパーソナルトレーニングABCash
