エーザイの株価高騰の理由を知りたい
アルツハイマー新薬について知りたい
アルツハイマーの新薬は何が違うの?
新薬承認の確率は?
こんなギモンにお答えします!
個人投資家は8年以上やってて、本も100冊以上読破しました。
そんな私が、株価が高騰したエーザイについて、その背景を調べましたので共有します。
ぜひあなたの投資に役立ててください。
アルツハイマー新薬の長所はなにか
「アデュカヌプ」が新薬承認される確率
「アデュカヌプ」の売上予想
エーザイの株価はいくらなら妥当か
エーザイの配当利回りは?
エーザイの株主優待は?
エーザイ(4523)の株価が急騰。アルツハイマー新薬「アデュカヌプ」はなにがスゴいの?新薬承認される確率と承認後の売上予想。配当利回り・株主優待も確認。
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エーザイは、ご存じ医薬品メーカーです。
「元気出していきましょう、エーザイ」
というセリフは誰でも知ってるはず。
チョコラBBをはじめ身近な会社ですよね。
しかし、認知症や抗がん剤などの開発を世界の医薬品メーカーと共同開発しており、じつは医療の最先端を突き進む企業です。
前置きはこれくらいにして、さっそく株価高騰のワケを見ていきましょう!
エーザイ(4523)の株価が急騰!ストップ高になったワケはアルツハイマー治療薬「アデュカヌプ」
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10月23日、エーザイ(4523)株価急騰。
寄り前の売り2万株に対して買いは574万株。
ストップ高となりました。
23日の終値は6,534円。
(前日比 +1,000円 +18.07%)
今回エーザイ(4523)の株価が急騰した理由は、アメリカのバイオジェン社と共同開発を進めてきたアルツハイマーの治療薬「アデュカヌマブ」。
臨床試験により、この治療薬の効果が確認されたとともに、2020年に米国食品医薬品局(FDA)へ新薬申請をする予定だと発表されました。
アルツハイマー治療薬「アデュカヌマブ」はなにが新しいの?
アルツハイマーの治療薬「アデュカヌマブ」は、早期アルツハイマー病に対して症状の悪化を抑える世界初のクスリです。
現在、FDAで承認されているアルツハイマーの治療薬は4つ。
(ドネぺジル・リバスチグミン・ガランタミン・メマンチン)
しかしそのいづれもが軽度~高度のアルツハイマー病にのみ効果があり、早期アルツハイマーの進行を抑制するのは「アデュカヌマブ」だけです。
アルツハイマー治療薬「アデュカヌマブ」の新薬承認確率は?
アルツハイマー治療薬「アデュカヌマブ」が新薬承認される確率はどれくらいでしょう?
じつは、米国食品医薬品局(FDA)はトランプ政権になって体制が大きく変わりました。
これが影響し、新薬承認数が増えてます。
<新薬承認数の推移>
2016年・・22品目
2017年・・46品目
2018年・・62品目(過去最高)
ちなみに2018年の承認率は95%。
臨床試験や計画段階でFDAが企業と連携し、<可能な限り早く患者に新薬と届ける体制>ができがりつつあります。
今回の「アデュカヌマブ」開発にも計画段階からFDAが関与してますから、新薬申請されればスムーズに承認される可能性は高いでしょう。
アルツハイマー治療薬「アデュカヌマブ」が新薬承認されたら売上はどれくらい?
アルツハイマー治療薬「アデュカヌマブ」が新薬承認されたら売上はどうなるんでしょうか?
こればっかりは分かりません!笑
かわりに参考事例をご紹介します。
じつは、エーザイは過去にアルツハイマーの治療薬の開発に成功したことがあります。
1997年にアリセプト(ドネぺジル)という軽度~中等度のアルツハイマー病患者の治療薬を開発。当時は革新的な治療薬として注目されました。
ピーク時の2009年には、アリセプトだけで年間3,228億円もの売上をあげてます。

年間売上高10億円以上の新薬を「ブロックバスター」と呼ぶそうです。
「アデュカヌマブ」が新薬承認されればまちがいなく「ブロックバスター」になるでしょう。
株価はいくらなら妥当?
それでは、エーザイ(4523)の株価はいくらが妥当でしょうか。
まずはチャートを見てみましょう。

3月20日ごろに株価が暴落してますね。
この暴落の理由は、「アデュカヌマブ」の臨床試験中止です。
実はエーザイとバイオジェン社は3月21日に「アデュカヌマブ」に”有効性が認められそうにない”として、臨床試験を中止してます。
これによって失望売りが殺到し株価が暴落。
30%超下げることとなりました。
それから株価は軟調に推移。
そして<新薬の有効性確認&来年度新薬申請予定>というポジティブなニュースが飛び込んできたためストップ高になった。という経緯があります。
このことからも、シンプルに暴落前の水準以上に株価が上がるはずです。
9,000円~10,000円が最低ラインかと。
新薬承認が確実視されてるため10,000円以上に高騰する可能性も高いでしょう。
バリュエーション指標から見ても、PER26倍・PBR2.98倍。割安水準ではありませんが、まだまだ伸びしろがあります。
数日後には決算発表も控えており、しばらくは株価の高騰が続きそうですね。
エーザイ(4523)の株主優待は?
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エーザイの株主優待はありません。
残念ですね!
口内炎になるたびチョコラBBにお世話になってるので、個人的には1パックくらい送ってほしいですね!
エーザイ(4523)の配当利回りは?
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エーザイの配当利回りは
2.45%
配当推移はコチラ。

年2回の配当で、1株150円ほど。
現在の株価が6,534円なので、2.45%。
しかし、今後も株価の高騰が続きますので、配当利回りはどんどん落ちますね。
仮に9,000円なら配当利回りは1.7%ほど。
まとめ
- アデュカヌマブは世界初の治療薬
- 早期アルツハイマーに効果あり
- 承認確率は高い。
- 売上は数千億。
- 株価は急騰。
- 暴落前の水準を超えるだろう。
- 株主優待はない
- 配当利回り2.45%
今回は大手医薬品メーカー「エーザイ」についてご紹介しました。
まだ上がる余地はあると思うので、今から買い入れてもいいかもしれませんね。
買えるか分かりませんが…。
それではまた。
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