資産運用

ガチホするならこっち!「好」配当ETF DVYの魅力に迫る

こんにちは、Drオレンジ(@Dr_orange_bita)です。

今回はSPYDの含み損に耐えて

  1. 今は耐え時、ガチホする!
  2. 上昇局面になれば報われる!
  3. 株価が安い今が仕込み時!

とお思いのホルダーさんへその想いや考えを尊重した上で私なりのご提案になります。

好配当ETF DVYとは

正式名称 iシェアーズ 好配当株式 ETF
ベンチマーク ダウ・ジョーンズ U.S.セレクト・ディビデンド・インデックス
経費率 0.39%
設定日 2003年11月3日
構成銘柄数 100
直近配当利回り 3.78%(2020/9/18現在)

ご提案というのは端的に言うと、SPYDを損切りして好配当ETFのDVYへ乗り換える方が良いんじゃないですか?ということです。

その理由は下記の4点です。

  1. 銘柄選定に納得感
  2. 株価が回復していない
  3. 上昇局面でSPYDを凌駕した実績
  4. 設定日が古く歴史あり

説明します。

銘柄選定に納得感

DVYはダウ・ジョーンズ U.S.セレクト・ディビデンド・インデックスという株式指標をベンチマークとしています。

この指標の銘柄選定基準は下記の通り。

  1. 過去5年配当を支払い続けている
  2. 直近12か月の配当額が過去5年の平均配当金額以上
  3. 配当支払い余力が過去5年平均167%以上
  4. 直近12ヶ月でEPSが下がっていない
  5. 時価総額30億ドル以上
  6. 直近3か月の日次平均出来高が300万ドル以上

上記を満たす企業の中から配当利回りの高い100社へ配当加重方式にて投資を行います。

①~③の条件から減配リスクを低減させ③、④の条件から財務的に危険な企業は弾く仕組みになっています。SPYDとは違ってある程度ファンダメンタルに配慮した銘柄選定と言えるので、もとよりクズ株が入りにくい仕組みなっています。

株価が上昇する銘柄を保有していたとしても、SPYDのようにみすみす逃がすことは少ないんじゃないかと思います。なぜなら、過去5年の配当実績と配当余力、さらに時価総額や出来高が選定条件にあるため、すでにある程度市場の評価を得ている銘柄が入っている可能性が高いからです。

まぁ配当利回りを基準にしているため100%逃さないとは言えませんが、SPYDよりはまだマシだと言えます。

SPYDはS&P500に選ばれた優良銘柄から選んでるからOK!という方へのご参考としてSP500選定基準を下記に掲載します。

引用 路地裏の牛ブログ 公式はコチラ

財務条件は直近4四半期黒字というだけであり、当然ながら配当余力や配当実績などは入ってきません。流動性や時価総額の条件は厳しいですが、高配当ETFへの影響はそこまで大きくなくDVYの銘柄選定の方が理にかなっていると言えます。

株価が回復していない

SPYDホルダーの中には「今は株価低迷期で、耐え時むしろ今が買い時。今仕込めるかどうかが勝負」という考えの方がいます。

そういった方でも乗換えしやすいミミヨリ情報が!なんと下記の通りDVYもあまり株価回復してません。(赤sp500、ピンクVYM、緑HDV、灰DVY、黄SPYD)

高配当仲間のVYMやHDVがどんどん先に行く中で、DVYはSPYDに寄り添ってくれている優しい(?)ETFです。SPYDを損切りしても十分な量が買えますよ、きっと。

上昇局面でSPYDを凌駕した実績あり

コロナ前のチャートを確認すると、DVYはSPYDを超えたリターンを出しています。(配当無しリターンですが)

一応暴落後の現時点で過去3年の平均トータルリターン(配当込)は

DVY 0.14%

SPYD -2.87%

となっており、DVYが3%ほど高いです。

設定日が古く歴史あり

DVYの設定日は2003年なのであのリーマンショックも経験しています。5歳やそこらのSPYDとは年季が違うのです。

ちなみにリーマンショックから現在までの株価はこんな感じです。(配当無リターン)

・・・う~ん、やっぱりVYMがいいな。

まとめ

今回は「今の局面でガチホするならSPYDよりもDVYの方がまだ良いなんじゃないですか?」というお話をしてきました。

最後に念のため言っておくと、私は高配当投資はあまり好みません。なぜなら難易度が高い割に見返りが薄いと思っているからです。

それに高配当投資をやるなら配当原資の行方をしっかり監視する必要があり、その意味でETFより個別株投資の方が向いていると思います。

ただ今SPYDをガチホするホルダーさん達の意見を尊重するならこっちの方がいいんじゃないかな?という思いでDVYの紹介をさせていただきました。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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