コカコーラの優待はあるの?
優待はいつ届く?
コカコーラの株価はいつ買い?
決算状況はどうみる?
優待でドリンクをゲットしたい
12月のオススメ優待は?
今回はこんなギモンにお答えします!
私は個人投資家として8年以上のキャリアがあり、読んだ株の本は100冊以上。
ちょっとだけ株のことを知ってます。
今回は<コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(2579)>をいろいろ調べてみました。
コカ・コーラと言えば、エナジードリンクを発売したことで一時期話題になりましたね!
実は私エナジードリンクが好きなのでけっこー買って飲んでます。
最近はドラゴンブーストという新しいエナドリも発売してて、エナドリ好きとしては注目の企業です。
さらに缶チューハイも出したとか…
あのコカ・コーラ社がチューハイ?
しかもレモン味?
なんか飲んでみたいすよね~↑↑
なにかと話題をかっさらっているコカ・コーラBJHD。
株主優待も高い人気があるようですが、投資先としてはどうみるべきでしょうか?
今回は株主優待だけにとどまらず、配当や株価推移、決算進捗状況など多面的に見ていきましょう!
コカ・コーラBJHDの株主優待
コカ・コーラBJHDの配当利回り
コカ・コーラBJHDの株価分析
コカ・コーラBJHDの決算進捗
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(2579)の株主優待でコーラをもらおう!配当利回りと株価、決算も確認!
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まずは<コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(2579)>の事業についてカンタンに確認していきましょう!
四季報によるとコカ・コーラBJHDは、国内コカ・コーラボトラー最大手とあります。
コカ・コーラボトラーとは、コカ・コーラ社の製品の製造・流通・販売を担う会社のことです。
コカ・コーラシステムという事業体制によってコカ・コーラ製品はつくられています。このシステムがちょっとだけややこしい!
カンタンに言えば・・
原液をつくる「日本コカ・コーラ株式会社」と、原液を買って製品をつくって自販機やスーパーなどに流通させる「コカ・コーラボトラー各社」がいるというかたち。
製品開発・原液をつくる事業は収益性が高く、製造・流通事業は収益性が低いといわれています。
そのため、原液をつくる側ががっぽがっぽ儲かる仕組みになってます。
ちなみに、バフェット銘柄として有名な本家アメリカのコカ・コーラ(KO)も原液をつくってボトラー各社に販売することで収益率を高めています。
なので
コカ・コーラBJHDは儲からない側…?
少なくとも米国株(KO)とは全く別銘柄だと思っていた方がよさそうです(^_^.)
とはいえ、日本国内最大手とだけあって従業員は17千人を超える大企業です。
グループ会社を8社有していて、中には化粧品会社を抱えている特色があります。
では株主優待から見ていきましょう!
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(2579)の株主優待は商品と交換できるポイント!1P=60円相当です
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コカ・コーラボトラーズJHDの株主優待は、商品と交換できるポイントです。
権利確定日などは下記の通り。
権利確定月 | 12月 |
優待が届く時期 | 3月下旬 |
最低購入金額 | 268,900円(2019/11/18終値) |
信用売り | SBI一般:〇 制度信用:〇 |
1ポイント60円相当の株主優待ポイントがもらえて、株主優待サイトや商品カタログからポイントに応じて好きなものがもらえます!
ちなみに、株数と期間でもらえるポイントがグレードアップするタイプです。ちょっとややこしいので、優待利回りも計算して、まとめてみました。
保有 株数 |
優待ポイント |
優待利回り |
||
3年未満 | 3年以上 |
3年未満 |
3年以上 |
|
100~499株 | 45pt | 75pt | 1.00% | 1.67% |
500~999株 | 60pt | 105pt | 0.27% | 0.47% |
1,000~4,999株 | 90pt | 150pt | 0.20% | 0.33% |
5,000株~ | 180pt | 300pt | 0.08% | 0.13% |
※1pt=60円にて利回り計算
配当利回りは最高でも2%に届かず、それほどウマミはありませんね。
ポイントなので直接換金できないのが投資家としては残念なところ。
いや、できるかもしれないけどグレーゾーンなのでやめといたほうがよさそうです。
優待ポイントは
申込みハガキに同封のカタログ
株主優待サイト
のどちらかから商品を選び交換できます。
去年の株主優待サイトを見てみたら、結構いいモノと交換できるみたいですね。
ちょっとのぞいてみましょう!
まずは定番のコカコーラ!
45ポイントで18本もらえます。
もちろんコーラ以外のドリンクも選べます!
この他に、ファンタやいろはす、ミニッツメイドやジョージアなども交換対象です
さらにオリジナルグッズとの交換も!
会社に持っていったら話のネタになりそう笑
でも実用的でいいですね
それと気になったのが「コラリッチEX」。
こちらは先ほど少しふれたグループ傘下の化粧品会社、キューサイが開発した商品です。
ちなみにコラリッチの「コラ」はコラーゲンのことみたい。
コーラが使われてるのかと期待しましたが違うようです。笑
また株主優待ポイントは、社会貢献活動への寄付にも充てることができます。
昨年度は「市村自然塾 九州」という<子供たちが自然体験活動を通して倫理観などを学習する施設>へ寄付することができました。
このように、コカコーラボトラーズJHDの株主優待は色々と使い道を選べますが、有効期限には注意!
株主優待の申込みハガキとカタログは3月下旬ころに届き、カタログと株主優待サイトの有効期限は9月末です。
約6か月間の有効期限なので
頼むの忘れてた~!
とならないよう気をつけましょう。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(2579)の配当利回りを確認!
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コカコーラボトラーズHDの配当利回りは
1.84%
配当推移はコチラ。

1年に2回配当を出してて、去年は1株50円。
今期も同額が予想されるため、いまの株価で計算すると1.84%になります。
市場平均が2%と言われてるので、すこし見劣りしますね。
優待利回りも高くないため、インカムゲイン狙いだとあまりウマミは感じられません。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(2579)の株価はどう?いつ買い?チャートで確認!
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コカコーラボトラーズHDの株価は2,714円。(2019/11/19終値)
割安かどうかというと正直微妙ですね…
というのも、こちらの会社のれんの償却による大赤字が目立っていますが、売上高が前年比減で営業利益も大幅減少。
詳しくは後述しますが、数字の面ではなかなか厳しい状況にあるようです。
実際にアナリストのレーティングも「中立」になってます。

ではまず、株価の過去の動きをチャートで確認してみましょう。

2018年7月から大きく暴落してますね。
さかのぼって確認したところ2018年度の2Q発表と、業績の下方修正がこの暴落の原因です。
2018年2Qは売上高は大きく伸長したものの、のれんの償却によって利益がマイナス11%となり、市場から嫌気されこのような値動きとなりました。
株価は利益がベースになってるとよく聞きますが、この事例をみると実感できますね。
そして暴落後もなだらかな下落トレンドが続いてます。
2019年度の業績は悪化しており、2019年3Qは売上高▲2.2%、事業利益は▲40.1%。
さらにのれん償却によって大赤字です。
直近は市場全体が好調なため株価も回復してますが、ファンダの改善はみられないため楽観視はできませんね。
事業面に目を向けてみると、コカ・コーラ社のアルコール飲料とエナジードリンク飲料参入は個人的に興味深いです。
とくに冒頭も触れましたが、エナジードリンクは実際ひんぱんに買って飲んでますね。



でも一過性というか、他のエナジードリンクと一線を画す存在にはなりきれてないと感じています。
そういった意味でもまだ未来が明るいとは言えない状況。
コカ・コーラのブランド力に守られてるだけの印象を受けますね。
長期保有目的なら、正直この銘柄はあまりオススメできません。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(2579)の決算進捗をどうみる?分析してみた。
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では決算の進捗状況を確認しましょう!
先ほども触れましたが、現在2019年3Qまで発表されており結果は大赤字です。
(単位:百万) | 3Q | 通年 |
2019年実績 | -51,848 | – |
会社予想 | – | -56,700 |
コンセンサス予想 | 33,177 | -44,949 |
2018年実績 | 20,200 | 14,767 |
コカコーラボトラーズHDは、2Qにのれん61,859百円を減損処理してます。
これをうけて8月に下方修正しましたが、売上高は当初予定通り(923,300百万)に据え置きました。
なお、売上高の進捗率は75%ほど。
前年度3Qの進捗率が80%程度だったこともあり、あまり良い進捗状況とはいえません。
今期は希望退職者を募り950名の人員削減。
その退職金や再就職支援にかかった総額87億円も、今期の費用として計上されてます。
これらのリストラクションが、来期以降のコスト削減にどれだけ寄与するか。
そして10月に発売されたばかりのチューハイやエナジードリンクなど、新規事業への積極的な展開がどのような利益をもたらすか。
今後も注目に値する企業です。
まとめ
- コカ・コーラBHは国内最大手ボトラー
- 原液を買って商品を製造・流通。
- 株主優待でポイントがもらえる
- 1ポイント60円相当で交換可!
- グッズや化粧品・寄付も選べる
- 配当利回りは1.8%ほど。
- 株価はなんともいえない。
- 事業はのれんと利益率悪化で大赤字
- 新商品の今後に期待
今回は<コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(2579)>についていろいろとみてきました。
優待でゲットできる商品に魅力を感じるのであれば、クロス取引でゲットするのもアリだと思います。
長期保有はどうだろうなぁ~。私はあまりいいと思いません(^_^.)
コカコーラの他にも12月は魅力的な優待があります♪
まとめて紹介したからぜひチェックしてください(^^)/
>>>12月の株主優待特集!クリスマスのオススメ優待7銘柄+2銘柄♪

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